意味のある会話と、無駄な会話

CTIでコーチングを教えるときは
コーリードという形式をとって
います。
これは研修でいうと講師が2人いて、
2人が役割をもつのではなく、あた
かも1人の講師のように掛け合いで
進めていくというスタイルです。
それを進めていくために、事前に
必ず打ち合わせをします。
これは講義内容の確認というよりは、
「最近、どう」
こんな近況を聴くことをメインにし
ています。
ちょうど昨日も「最近、どう」的な話を
していましたが、このようにお互いの現
況を確認することを大事にしています。
コーリーダー(もう一人の講師のこと)
の行動ではなく、コーリーダーのいまの
状態をしっかりと確認しておくことが、
二人のコーリードの品質をあげていきます。
なぜなら、コーリードは台本なしの掛け
合いですすめていくので、お互いの精神
状況や、コースへの思いや、自分自身の
課題や、成長具合などが大きく掛け合い
に影響するからです。
「最近、どう」
も夏休みの話から、未来の話や、今の心
の状態なども語り合うのです。仕事にこ
だわりません。
「最近、どう」と聴くのは、コーリードを
よりよくしていくために、ちゃんと意図を
持って聴いているのです。
その逆は「意図を持たない会話」です。
例えると、オリンピックの感想とか、
芸能の話ですね。
個人的には「意図を持たない会話」も
嫌いではありません。
よく話しています。
最近は自然とSMAPの歌を口ずさんでいます。
ただ、意図を持って会話を行うことは、
より短い時間で相手とのつながりも持て
るし、目的に向かっていく力強さも高ま
ります。
一方意図を持たない会話をする人は、
何を話したいのかもわからないし、
時間が無駄になる感じもします。
意図をもって会話をすることは
仕事やプロジェクトにおいては効果的
に使える会話手法です。
恋人、パートナーにも使えますし、使っ
ている人もいます。
そして、この意図をもって会話をする
という手法をうまく機能させるためには、
お互いが、意図をもって会話するという
ことの利点を認識することです。
意図をもって会話をするということを
普段から意識すると、様々な関係に影響
して、それが大きな成果につながります。
ぜひ、意図をもって会話をするという
ことを試してみてください。
P.S. 自分がこの会話を習ったのはCTIの
リーダーシッププログラムです。かなり
鍛えられます。
P.S.2
写真の意図は六本木の交差点で写真を
撮るというかなりの恥ずかしさを克服
しているという自分のメンタルの強さ
をあらわしています(笑)