出世を諦めたら、独立もできるし、出世もできる

最近、ある仕事を手放す決意をしたところ、そのことを誰に話したわけでもありませんが、どんどん新しい仕事の話が入ってきてます。不思議ですね。
何かを手放すと、何かが入ってくるということを、経験上知っていましたが、今回はさらに自分の可能性が広がっていきそうです
しかし、コーチングを学んでいる人たちと話をしたりすると、「何かを手放すと、何かが入ってくる」法則を知っているので、やりたいことをやるために、今やっている仕事をやめるという豪速球な選択をする人がいます。
それは、全く、おススメできません。
特に
「仕事をやめたら、まずは退職金で海外旅行に行って、落ち着いたらビジネスをスタートする」
「少しのんびりしたいから、旅に出る」
なんて声を聴いたら、
「あかんて、ぜったいあかん、それ、ただ休みたいだけやろー」
と興奮して、名古屋弁に戻ってしまいます。
実際にやりたいことをやるためには、あまりやりたくないこともやる必要が出てくるのです。
私がやっているコーチングビジネスでお伝えすると、当初はコーチングビジネスをする経理や営業はやりたくなかったのです。苦痛でした。
でも、頑張って最初からやり続けてきて、ノウハウが理解できたので、最終的には経理は完全にアウトソース、営業はメルマガにしました。
独立、起業をする上での準備もできないぐらいなら、その後のビジネスも続けられないでしょう。
なぜなら、やることが本当に多いので。
さっきの話の例でいうと、退職後は、挨拶周りができる一番の営業のチャンスなので、遊んだらダメでしょう、ということです。
じゃあ、そんなに大変なら、独立、起業しなくてもいいのではないかと思うかもしれません。
実際にはそうかもしれません。独立、起業は大変なんです。パワーがいるんです。時間もいるんです。だから準備がいるんです。
それだと、結論にも何もならないので、会社をやめて、やりたいことをやりたいという人に、オススメのマインド&アクションをご紹介します。
仕事をやめて、やりたいことをやって生きていきたい会社員の方は、まずは、出世を諦めてください。
精神力、労力、時間をやりたいことをやるための準備に回してください。
上司と関係が悪くならない程度で、仕事にNOを言ってください。
実は、そうやって気持ちを割りきることで、集中力が増して短い時間で仕事をする技量が身についてきます。早く帰宅して準備をしなければいけないから必死になるんです。
そうなると、仕事のスピードがあがって、無駄なことをしなくなり、より仕事の改善が進んできます。結果として成果が出てしまうというジレンマがでてきます。
そうなると、準備ができなかったことへのリスク管理にもなりますね。