会社をやめて何をしていたか

今朝、インタビューのような質問を受けました。
そこにやりたいことをやるためのヒントがあった気がするので、私が何を話したかを書いてみます。
「平田さんが会社をやめてどのようにしていたかを教えてください。」
会社をやめてまず1番気になったことをは、生活費をどのようにして稼ぐかということです。今までもらっていた給料がなくなるわけなので、お金をどうするかということが一番の課題でした。
また、当時マンションを買ったばかりで頭金で貯金をすべて使ったので、貯蓄もほとんどない状況で、6年ぐらい勤めた会社の退職金と、有給休暇の買い取り分ぐらいしかなかったんです。
これを不思議なものでと一言でくくっていいのか難しいところですが、辞めると決めてから、
・コーチングを一緒に学んできた繋がりで研修講師の仕事がいくつか紹介されたり、
・上司から、自分が担当している小規模のコンサルティングのクライアントは、個人でやっていいよと言われたり、
・他のパートナーからコーチングの仕事を紹介される
ようなことが立て続けに起こったわけなのです。
当面の生活面や仕事面での不安があっさりと解消されたのです。
しかし、そうやって数ヶ月を過ごしていって、まとまったお金が入る研修やコンサルティングに心が傾きかけましたが、改めて
「コーチとして独立したい」
という思いから遠ざかっている自分に気づいたのです。
そこから徐々に仕事を変えていきました。
・コンサルティングの量を減らしていき、
・研修も減らしていき、
コーチングのクライアントを探す時間を増やすことにシフトしていったのです。そうして四苦八苦しながら、クライアントを増やしていったんです。
この2つの事象が「思考は現実化する」といえば簡単なことですが、それ以上に、どのようなマインドを持つか、マインドに従ったアクションを取るかが重要なことだと思います。
マインドは行動に影響を与えますが、アクションがマインドと一致していなかったら、マインドで思っていることは実現しません。アクションとマインドの一致が必要になってくるのです。
単純ですが、アクションをマインドに一致させる一番簡単な方法は、マインドとは違うことを手放したり、遠くにおいたりすることです。
マインド:欲しいものを明確に定める
アクション:違うものは今すぐ手放す